建築学科5年生が第16回JIA東北学生建築賞最優秀賞を受賞!

2012年10月20日

10月19日(金)に第16回JIA東北学生建築賞(日本建築家協会東北支部主催)の公開審査会がせんだいメディアテーク1階オープンスクエアで開催され、建築学科5年の熊谷雄(くまがいたける)君が最優秀賞を受賞しました。本校の学生が最優秀賞を受賞するのは、宮城高専時代を含め、初めてです。

この賞は、東北地方の建築系大学・高専・専門学校において出題された建築設計課題で制作された未発表の建築設計作品によって競うもので、各教育機関からの推薦枠が3点以内となっています。各教育機関の選抜者による設計競技であることから、東北地方の建築系の学生たちにとっては建築家として羽ばたくための登竜門になっています。

今年は13校から34作品の応募があり、本校からも3点応募しました。このうち10作品に最終プレゼンテーションの機会が与えられ、本校からは熊谷君だけが進出しました。熊谷君の作品は第1次審査においても社会的課題の捉え方や図面表現の豊かさなどの点で高い評価を得ていましたが、最終プレゼンテーションにおいても堂々とした発表を行い、2位以下を大差で突き放す得点を獲得し、最優秀賞に輝きました。

熊谷雄君の作品は、閖上地区の復興を題材にした「記憶の丘」で、「建築総合演習II」における作品を出品したものです(担当:本間敏行嘱託教授,小地沢将之准教授)。また応募に際しては、熊谷君の指導教官である坂口大洋准教授にも助言いただきました。

審査員の総評においては、「復興において閉塞感がある中、現場に出向き、肌で感じ、それを真摯に答えに繋げている」などと、社会的課題に向き合う熊谷君の姿勢そのものを評価する声が相次ぎました。

熊谷君は「現地に何度も足を運び、設計課題を通して建築に対する考えが変わった。担当の先生や先輩たちの助言もあり、受賞することができた」と受賞の喜びを語りました。

(建築デザイン学科 准教授 小地沢将之)

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第1次審査で審査員の質問に答える熊谷雄君 第1次審査に臨んだ他の学生も健闘
   
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最終プレゼンテーションに臨む熊谷雄君 応募作品「記憶の丘」
   
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公開審査の模様

最優秀賞に輝き、日本建築家協会東北支部長から
目録を手渡される熊谷雄君