天文部の学生が超新星の観測に成功しました

2014年5月28日

5月23日(金)、本校天文部の5年生が、名取キャンパス機械システム工学科棟屋上に設置されている望遠鏡を用いて、超新星2014bcの観測に成功しました。

超新星とは、我々の太陽とおなじ星がその一生の最後に起こす大爆発のことです。爆発は文字通り天文学的な光とエネルギーを発しますが、通常は非常に遠くで起こるために、肉眼はもちろん望遠鏡を使っても、見ることが難しい現象です。

今回本校の学生が観測した2014bcと呼ばれる超新星は、りょうけん座の銀河M106でおこった遥か彼方の大爆発です。その閃光は、光の速さで2200万年という気の遠くなる年月をかけて我々の地球まで届きました(が、その時はだれも気づきませんでした)。さらに50日後の2014年5月20日、ようやくマウイ島ハレアカラ山に設置されている天文台で、それは発見されました。

本校学生が観測に成功したのは、その3日後です。将来、仙台高専天文部による新たな超新星の発見につながるとよいですね。

(天文部顧問 永弘進一郎)

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りょうけん座銀河M106。5月22日仙台高専名取キャンパスにて撮影。右下の挿入図は銀河中心部の拡大図。赤線の方向に超新星の光斑が確認できます。使用機材:Meade LX200 口径12inch 直焦点撮影 EOS Kiss X5 ISO3200 20秒露光7枚の画像をコンポジット。