松枝研とスタンフォード大の共同研究が英文誌に掲載されました

2014年12月05日

 12月4日(木)、日本物理学会の英文誌(Journal of the Physical Society of Japan 84, 013001 (2015), ウェブ版)に、松枝宏明准教授の共同研究の成果「Exact Mapping from Singular-Value Spectrum of Fractal Images to Entanglement Spectrum of One-Dimensional Quantum Systems」が掲載されました。
 本研究は、松枝准教授がスタンフォード大学の大学院学生ChinghuaLeeさん(博士過程3年生)と本校学生の山田優樹さん(昨年度専攻科卒業)、熊本達也さん(昨年度情報通信工学科卒業)を指導した成果です。研究内容は、特異値分解という主成分分析手法の数理・機能を詳細に調べたものです。特に山田さんの専攻研究における数値計算結果を基にしており、松枝准教授が2月にスタンフォード大学へ出張した際に、高専機構の3機関連携プロジェクトでLeeさんと協力し、理論的背景の整備をして論文を完成しました。高専では工学を中心に学習しますが、理論物理学は、より深い視点から現象を理解する手段を提供し、工学と相補的な分野としても意義があります。

論文のリンク先は以下の通りです。
http://journals.jps.jp/doi/pdf/10.7566/JPSJ.84.013001