電子情報通信学会地区講演会・第8回専攻特別講義Ⅰ、Ⅱ(第243回定例談話会兼)を開催しました

2015年7月01日

 6月24日(水)、本校広瀬キャンパスのICTメディア教室において、東北大学金属材料研究所の藤田全基教授による「みえないものをみる」と題する講義がありました。
 藤田先生の研究のご専門は、中性子散乱による物質の磁気構造の精密解析です。近年の科学技術の発展により、極微の世界から宇宙の大規模構造まで、我々の観測対象は広がり続けていますが、そのいずれもが人間の常識では測ることのできないような世界です。そのような世界の成り立ちを正しくかつ詳しく理解するためには、思い込みを排除して、実験データに真摯に向き合うことや多角的な視点を有することが、研究者にとって極めて重要な姿勢となります。そのような視点を色々な例を交えて講義をいただきました。
 またご専門の量子ビーム物理学についても言及され、X線散乱と中性子散乱の性質の違いや、播磨にある大型放射光施設Spring8での装置建設や実験など、最先端の計測技術のご紹介もありました。

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