複合レーダ技術を用いた東日本大震災の行方不明者捜索活動がJAXAの ホームぺージで紹介されました

2015年9月14日

 知能エレクトロニクス工学科の園田潤教授が実施中の複合レーダ技術を用いた東日本大震災の行方不明者捜索活動が宇宙航空研究開発機構(以下JAXA)のホームぺージで紹介されました。

http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS-2/img_up/jpal2-pisarl2_tohokueq-search.htm
http://twitter.com/ALOS2_JAXA

 東日本大震災では、現在でも2573名(宮城県内で1240名)もの方が行方不明になっています。園田教授らは、東日本大震災のような大規模災害で行方不明者を捜索する高効率な手法として、人工衛星・航空機搭載レーダによる上空からの探査と、地中レーダによる地上での精査を組み合わせた複合レーダによる捜索手法を提案し、ボランティア団体(復興支援プロジェクトSTEP)と共に、37名が行方不明となっている名取市閖上浜において毎月捜索活動の実証実験を実施しています。今回紹介された内容は、JAXAの1GHz帯の航空機搭載レーダPi-SAR-L2と、人工衛星搭載レーダPALSAR-2のデータを用いた捜索実証実験の途中成果であり、1年間で10,000個程度の地中物体を検出し掘り出したことが紹介されています。

 本研究は、科学研究費補助金・基盤研究(B)「上空・地上の複合レーダと自律航法技術による大規模自然災害の効率的な捜索手法の開発」(代表:園田潤、共同研究者:JAXA・渡邉学主任研究員、東北大学・米澤千夏准教授、豊橋技術科学大学・金澤靖准教授)と、JAXA Pi-SAR-L2研究公募RA-5(代表:園田潤、共同研究者:JAXA・渡邉学主任研究員、東北大学・米澤千夏准教授)の支援によるものです。

http://kaken.nii.ac.jp/d/p/15H02997.ja.html
http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/ra/jra5_mem_pisarl2.htm

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ボランティアによる閖上浜捜索活動の様子

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地中レーダで検出した物