専攻特別講義「東日本大震災の不明者捜索について」を開催しました

2015年11月02日

 10月28日(水)本校広瀬キャンパスICTメディア教室において、東日本大震災における行方不明者ご家族からのお話と捜索活動について講演会を開催しました。
 講演では、当時8ヶ月の長男雅人くんとお母様が未だ行方不明の竹澤守雅さん・さおりさんご夫妻から、ご自分の気持ちの整理や今後同じような境遇に合われるかもしれない方のためにもブログに記録を残していること、お子さんが行方不明になっている気持ち、亡くなって良い命などなく命を大切にして欲しい。行方不明者を捜索している方々の行動が支えになっていること等「悲しみとありがとうと愛」という題目でお話しをしていただきました。
 続いて、閖上地区で行方不明者の捜索活動をおこなっている復興支援プロジェクトSTEP代表の方から、FaceBookやGIS(地理情報システム)を活用した閖上地区の側溝捜索手法について、2年間で延べ6700人の力によって総延長37kmにおよぶ側溝を捜索したこと、技術者になろうとしている学生に将来活用できそうな技術があれば連絡して欲しいなどを話していただきました。
 東日本大震災から来年3月で5年になりますが、10月9日現在で全国で未だに2576名の方が行方不明です。我々の技術がこのような震災不明者の捜索活動に少しでも貢献できればと考えています。
 11月8日(日)にも閖上浜で復興支援プロジェクトSTEPの方々と本校知能エレクトロニクス工学科・園田潤教授、宇宙航空研究開発機構JAXA・渡邉学主任研究員らで地中レーダ・航空機/人工衛星搭載レーダなど複合レーダ技術を活用した不明者捜索を実施予定です。

竹澤守雅さんのブログ「雅人のとうちゃん」
http://takesaotakeyan.blog51.fc2.com/

竹澤さおりさんの著書「絵本 優しいあかりにつつまれて 」
http://yasashiiakari.blog.fc2.com/

復興支援プロジェクトSTEP
http://54renzock53.wix.com/step
https://www.facebook.com/fsp.step

日本学術振興会・科学研究費補助金・基盤研究(B)「上空・地上の複合レーダと自律航法技術による大規模自然災害の効率的な捜索手法の開発」
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/15H02997.ja.html

JAXA・ALOS 第5回研究公募採択課題「大規模自然災害におけるPi-SAR-L2と地中レーダを用いた高効率な捜索支援手法の開発」
http://www.eorc.jaxa.jp/ALOS/ra/jra5_mem_pisarl2.html

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