令和6年9月18日(水)に広瀬キャンパス、令和6年10月29日(火)には名取キャンパスにおいて、1年生の総合工学基礎の授業で「デジタルものづくり」の授業を行いました。
 生産現場で必要不可欠であるデジタルものづくりの人材を育成するために、昨年度から本校ではキャンパス間を超えて教材開発やカリキュラムの作成、外部の民間のアドバイザー先生による教職員向けのFD活動等に取り組んでまいりました。今年度は両キャンパスの1年生に対してデジタルものづくりとデジタルツインの概念について講義を行った後、外部の民間のアドバイザー先生による講演を行いました。講義中のグループワークではデジタル化に必要な変数を抽出し、その結果についてグループ内で活発に議論しました。また、民間のアドバイザー先生による講演では、自動車の走行に関するデジタルツインの最新動向、自動車や半導体装置の生産工場に関するデジタルものづくりの最新動向について、学生は熱心に耳を傾けておりました。学生からはデジタル化が進む実際の現場の生の声を聞けてとても有意義だった等の意見がありました。
 今後も名取キャンパス、広瀬キャンパスの垣根を超えたデジタルものづくり人材育成の授業を行っていく予定です。

※本デジタルものづくり人材育成教育はSociety5.0時代に必要な知識を有する人材の輩出と、デジタルものづくり教育の取り組みによってイノベーションを起こすものづくり人材教育へシフトすることを目指しております。また、AI、ロボット、IoT等のデジタルものづくり教育教材の検討と実践を実施していく予定です。
 本校では特に事業軸/製品軸の中で、デジタルツインを活用することにより製造業におけるDX化を推進できる人材育成を目標としております。

広瀬キャンパス「デジタルツインの概念を知る」の授業風景
広瀬キャンパス「グループワークの様子」
名取キャンパス「アドバイザー先生による講義1」
名取キャンパス「アドバイザー先生による講義2」
名取キャンパス「アドバイザー先生による講義3」
名取キャンパス「グループワークの様子」