取り組み取り組み

取り組み

近年の社会システムは人やモノの情報をセンサ等で収集・蓄積し,蓄積されたビッグデータの解析によって付加価値を生み出し,現実世界へフィードバックする仕組みが不可欠となっており,そのシステム構築にはIoTが重要な役割を担っています。

COMPASS 5.0 IoT分野の拠点校である本校は,これまでに,地域産業を課題として地域企業と共に課題解決をするためのIoTの積極的活用(課題解決型インターンシップを核とした地域産業への最新技術の導入),及び,宮城県内ワイナリーと連携した農業ICT研究の推進を例とした,一次産業(農業,漁業など)を新産業体系(アグリビジネス,マリンビジネスなど)に転換するための,地域産業と連携した実証実験ベースの研究体制の構築に取り組んできました。

その成果として蓄積してきたIoT応用技術のノウハウを,IoTの基礎から地域課題への応用までをカバーした教育パッケージとしてまとめ,全国高専に展開します。教育パッケージはアフターコロナに対応するため,オンラインでのチーム開発に対応した教材とし,全国規模でのIoT教育の実施を目指します。

また,IoTの社会実装を促進するため,発想力の優れた学生が企業化を目指せるアントレプレナーシップ教育を導入するとともに,地域産業との連携を推進し,企業化につながるビジネスコンテスト等への学生参加の促進などの活動も進めます。

さらには,開発した教育パッケージを英語化し,フィンランドなどの交流協定校での講義および本校の留学生への講義を実施し,本事業を国際的な取り組みへと広げます。

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