教材について教材について

IoT・アントレプレナーシップ教育に関する教育パッケージ(教材,教員研修,実践事例)の一例です。

 

センサを使って物理現象を観る

専門知識の少ない本科1年生や非情報系学生を対象に,IoTシステムの基本的要素となるセンサの原理や仕組みを理解するための導入教育教材です。身近な物理現象を取り上げ,センサとタブレットPCを利用して自動計測し,分析することで,その物理現象のふるまいを確認します。これらを通じて,センサの使い方や計測データの見方を学びます。
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センサモジュール
センサデータ収集アプリケーション
センサデータのリアルタイムグラフ表示

IoT導入2 モノのインターネット体験

インターネットの仕組みを理解し,モノがどのようにしてインターネットに接続して情報をやり取りしているのか,インターネットに接続されたモノが私たちの暮らしの中でどのように活用できるか実習を通じて考え,IoTについて理解を深めることを目的とした教材です。モノ(センサデバイス)からの情報をグラフで可視化するWebサイトをNode-REDで実現することで,簡単なIoTシステムの構築方法を理解し,センサデバイスに実装された各種センサデータを活用した簡単なIoTサービスを企画し,Node-REDで実現します。
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実習システムでIoTシステムの応用を考える

実習開発環境

IoTシステム入門

非情報・電子系学科・コースでは,当該分野でIoTシステムの利活用を提案できるスキル習得が重要であり,IoTシステム開発スキル習得は必須ではないことがあります。本教材では,ハードウェアをモジュールブロックで組み立て,プログラムはNode-REDのフローで開発できるTibbo-PiというコンピュータシステムでIoTシステムを構築します。ハードウェア製作やプログラム開発の工程が少ないため,非情報電子系の学生にも受け入れやすいIoTシステム開発教育が可能となり,IoTシステムの仕組みの理解と利活用アイデアの具現化の講義実習が容易に実現できます。
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教材(1コマ目)の目的
IoT活用事例の紹介
システム構築の流れ(例:照度センサ 一部抜粋)

 

サービスデザインを取り入れたIoTシステム開発

サービスデザインを取り入れたIoTシステム開発専攻科や高専高学年の学生向けに,修得したプログラミングやネットワーク,電気・電子技術などのスキルを活かし,社会の役に立つIoTシステムを構築できるようになるための実践実習用の教材です。IoTシステムを構築するためには,その機能だけに注目するのではなく,ユーザーなどシステムに関わる人たちの体験や行動自体を設計し,より良い価値を提供できるようにする必要があります。このような考え方や手法を「サービスデザイン」と言います。
本教材ではグループワークによりIoTシステムの開発実践を行います。まず,「サービスデザイン」をワークショップ形式で学び,IoTを活用したシステムやサービスの立案を行います。その後,IoT開発実習キットやクラウドサービスなどを利用して自分たちが立案したシステムやサービスの開発に取り組みます。社会に役に立ちビジネスへも展開できるようなIoTシステムを構築できるようになることを目指します。

開発実践で用いるIoT開発キット

 

開発したIoTシステムのデモに取り組む学生

 

サービスデザインワークショップ

 

アントレプレナーシップ教育

模擬起業によるアントレプレナーシップ教育教材です。個人ワークによる事業内容の提案を行い,その提案をもとにグループワーク(模擬起業する会社)で内容のブラッシュアップして,最終的に事業計画書の作成をします。本格的な起業家と共同によって開発した教材は,社会で通用するアントレプレナーシップ精神の育成をします。
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グループワーク
ファイナンシャルプランナーの指導
講義の様子

 

エッジデバイス開発

IoTシステムの構成要素の一つであるエッジデバイスを中心とした,IoTシステム設計開発に関する教材です。エッジでバイ氏のプログラム,セキュリティ,サービス展開なども見据えた開発手法を学習します。
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