平成30年5月、本校総合工学科権代由範准教授が第29年度日本コンクリート工学会東北支部論文賞を受賞しました。
 この賞は、コンクリートに関する特筆すべき成果をまとめた論文や、東北地方のコンクリートに関する学術・技術の進歩発展に顕著な貢献をなしたと認められる論文を対象に、その著者を受賞者として表彰するものです。

   受賞論文名:応力場を考慮した構造体コンクリートのスケーリング抵抗性評価に関する研究
   受 賞 者:工藤めい、権代由範

 権代准教授がまとめた論文は、構造体コンクリートの耐久性評価や劣化予測技術の発展に寄与する有用な情報をもたらすとともに、寒冷地コンクリートのスケーリング抵抗性に関する研究の進展に大きく寄与すると評価され、同賞を受賞しました。
 なお、本論文は、平成29年7月に開催された公益社団法人日本コンクリート工学会主催のコンクリート工学年次大会2017において、年次論文奨励賞を受賞しており、今回の受賞でダブル受賞となります。

        権代由範准教授

     試験室における圧縮応力場の再現