「スーパームーン」皆既月食の観察を行いました

5月26日、サイエンス・コース 第二段階生 佐藤徹雄先生グループでは、「皆既月食の観察」を実施しました。
今回の皆既月食は、皆既月食の最中に、1年のうちで最も地球に接近する満月である通称「スーパームーン」となる珍しい天文現象であることから大きな話題となってました。
この日の観測は仙台高専の屋上で行い、いつも天文分野のメンターを担当していただいている名取天文台によるオンライン観望会(YouTubeライブ配信)とのコラボレーションという形で実現しました。

受講生は、部分月食となっている間にスライドを使って「皆既月食とは何か?」「スーパームーンとは?」「なぜ皆既月食では月が赤く見えるのか?」「なぜ満月のときに毎回月食にならないのか?」
「どうして月の裏側が見えないのか?」「月の水でロケットの燃料を作る話」について、YouTubeライブ配信で解説を行いました。

当日は月の出こそ雲がかかってましたがすぐに晴れて、皆既月食の間は雲の影響をほとんど受けない絶好の観察びよりとなりました。
受講生は、名取天文台の望遠鏡から映し出された映像の他、双眼鏡でも皆既月食の様子を食い入るように観察していました。
また、初めてタイムラプス撮影にも挑戦しました。

なお、名取天文台の方々が撮影した今回の皆既月食の写真もご覧ください。当日、受講生が見ていた皆既月食の様子です。

今後もジュニアドクター育成塾では、天文分野での活動を精力的に続けていきます。