天文部の学生によるプラネタリウム観察を行いました

サイエンス・コースの第一段階プログラムと第二段階プログラムでは、午前の部と午後の部に分けて天文学をテーマに、「プラネタリウム」と「太陽の大きさ」について学習を行いましました。「プラネタリウム」については、名取キャンパス天文部の学生によるピンホール式プラネタリウムとレンズ式プラネタリウムの説明のあと、天文部の学生が自作したレンズ式投影機とドームについて解説がなされました。世代を経るごとに改良が加えられた精巧なプラネタリウムを前に受講生は興味津々な様子で、天文部の学生に投影機内部の構造や製作に用いた3Dプリンタについてたくさんの質問を投げかけていました。20名以上の受講生が一度に入れる大きさのドーム内での投影された星の観察では、夕焼けから夜になるにつれて現れる星の輝きや、名取市、北極、南極で見える夜空の違いに受講生は各々熱心に見入っていました。プラネタリウムの観察後は、天文部やリカレンジャーの学生に教わりながら、太陽の大きさに関する計算問題に取り組みました。講義をとおして、多くの受講生が天体について関心を深めた様子でした。