"マテ環"で学ぶ 〜教育の特色〜

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マテリアル環境コースで学ぶ

マテリアル環境コースは,名取キャンパスにある"II類"のコースで,2年次にコース配属が決まります。

マテリアル環境コースでは,環境に視点を持ち,多様化し進化するマテリアル分野を担う人材を育成します。次世代の製品開発にとって重要な「素材」について、作製技術から評価方法まで、多くの実験,講義とオンライン授業を通して学習します。マテリアルの作製から始まり,微細組織の観察やその分析,強度や物性などの評価まで,多岐に渡る実験・実習プログラムです。また,卒業研究ではそれらの知識や技術を活かし、人や地球にやさしい先端素材の開発にチャレンジしています。本コースで使用する実験機器は,大学や企業における研究・開発にも使用されており,スキル習得と実践的な応用を目指しています。

マテ環の4つの学び

マテリアル環境コースでは,多様化するマテリアルに関する知識と技術を修得するため,材料系,化学・生物系,環境系・化学・環境系を学びの柱にしいます。材料系科目では,金属材料やセラミックスの性質を左右する材料組織や材料物性を中心に学びます。化学・生物系科目では,有機化学,化学反応や速度を学ぶ化学プロセス工学,生物の基礎を学習します。環境系科目は,環境に関する材料の特性を評価する実験などがあります。専門総合科目は,実験実習を中心に学習し,卒業研究へと進んでいく構成です。これら科目群は,II類共通科目や一般科目とも関連性を持ちながら,相互に学習を深めることで,マテリアルと環境に関する知識が一体化する学習プログラムです。

マテリアル環境コースのディプロマポリシー

マテリアル環境コースでは以下の能力を育成し,修得単位数とともに卒業要件であるディプロマポリシーとして掲げます。

  • マテリアルサイエンスの体系的な知識と技術
  • 化学,生物学等の基盤技術と知識
  • マテリアルサイエンスと地球環境の視点に立った論理的かつ実践的思考能力
  • マテリアルサイエンスの社会的な役割を理解し,技術的課題を解決できる能力