令和7年8月19日(火)、広瀬キャンパスにおいて、公開講座「デジタルものづくり体験」を開催しました。小学校5年生から中学校3年生まで17名にご参加いただきました。
 高専機構の「デジタルものづくり人材育成の強化」のプロジェクトで作成したデジタルツインに関する教材を用いた学習とともに、回路シミュレータのTinkercadによる回路設計と実際のマイコンを用いた回路によるデジタルツイン体験、産業用ロボットの自動制御運転のデモを行いました。さらに、校内の半導体デバイスの製作・計測設備を見学し、広瀬キャンパス(Ⅰ類)知能エレクトロニクスコースについても理解を深めることができました。
 実施後のアンケートでは、「回路を自分で作り、自分でシミュレーションできるところが面白かった」、「ロボットアームで物を決められた場所に移動させる実演が面白かった」などの声が寄せられました。
 この講座を通して、パソコンで回路製作とシミュレーションをすることで、ものづくりを早く行うことができるようになり、デジタルものづくりが今後の工業や半導体分野の発展に役立つことを感じ取っていただければと思います。

回路シミュレータを学習する様子
実際のマイコンを用いた回路製作の様子
産業用ロボットの自動制御運転デモの様子
半導体評価装置の見学の様子
学生が製作した実験機器を見学する様子