仙台高専広瀬キャンパスでは、教育研究技術支援室の職員が中心となり「出前授業」を企画・実施しています。これは、近隣の小・中学校や市民センターのイベントへ訪問し講義・実験を行うもので、科学への興味を誘うとともに、仙台高専をPRすることを目的としています。
令和7年10月4日(土),名取が丘児童センターにて「ペットボトルを使ったいろんな実験」と題した授業を、小学校1~5年生31名と保護者に実施しました。
はじめに仙台高専の概要について紹介した後、空気には重さがあることを説明し、参加した児童と一緒に空気の重さを測定しました。その後、全員にペットボトルを配布し、雲を作る実験を行いました。雲ができる仕組みを説明したうえで、身近な生活の中で空気が利用されているものについて考えてもらいました。最後に、ペットボトルロケットに空気を詰め、空気の力だけで飛ばす実験を通して、空気が持つエネルギーを体験してもらいました。
実施後のアンケートでは「しらなかったことがしれてよかったです。(1年生)」,「ロケットがいっぱいとんで楽しかったです。またきてください。(5年生)」,「子どもが楽しみながら参加できて良いです。これでもっと理科に興味を持ってくれそうです。ありがとうございました。(保護者)」,「子どもが楽しそうに授業を受けていたので良かったです。また将来的な進路として、高専という選択肢も知れました。(保護者)」といった感想がありました。
今後も地域と連携しながら、児童・生徒に対して科学の面白さを伝えられる出前授業を開催していきます。



