2025年11月7日(土)~8日(日)、福井市で開催された全国高専デザコン「でざこん2025ふくい大会」で、名取キャンパスの学生が3部門に6チーム出場し、それぞれの部門で1チームずつ入賞しました。

【AMデザイン部門】「人と人が豊かにつながるものづくり Part2」

 「プロテクtoe」チームは、サッカーなどの際に使用可能な足の指のプロテクターを3D造形で実現し、審査員から幅広い応用の可能性と履いた時の装着感が馴染んでいる点を高く評価されて、『優秀賞』を受賞しました。

【創造デザイン部門】「未来を織りなす 脱炭素で実現する持続可能な地域社会へのステップ」

 名取で発生したロスフラワーが花言葉便で新たな命を得て人々へと届き、脱炭素の想いとともに地域から全国へと広がる提案をした「巡る花言葉便」、赤貝の貝殻を再利用してせりを育てる、閖上発の循環型まちづくりを提案した「赤貝とせりが織りなす循環プロジェクト」、登米市を中心にエコフィードの循環の取り組みを広げていく提案した「も〜っと登米を活性化」の3チームが出場しました。審査員から企業との連携も熟考して持続可能性の高い提案と評された「巡る花言葉便」チームが『優秀賞』を受賞しました。

【構造デザイン部門】「stylish」

 1日目は仕様確認と31チームの載荷試験、2日目は残り27チームの載荷試験という日程で、競技点と審査員点を争い、本校からは、ケント紙を圧着してメインアーチとした「Lamina」チームと、局部座屈対策をした箱形断面で屈折アーチを構成した「ARCUS」チームが出場しました。載荷試験では2チームとも60kgまで耐え、審査員から構造的に理にかなった設計になっているという講評をいただきました。プレゼンテーションの資料が明解だった「Lamina」チームが『審査員特別賞』を受賞しました。出場58チームのうち、崩壊しなかったのは25チームで、本校は2チームとも崩壊せず、重量も200g台で、レベルの高い2作品であったことを観戦したみなさんに認めていただきました。

 今回の遠征にあたり、後援会から補助をいただきました。感謝申し上げます。

AMデザイン ポスター発表
創造デザイン プレゼンテーション
構造デザイン 載荷試験
閉会式後の集合写真