2025年12月19日(金)、秋田県立大学が主催する「全国高校生建築提案コンテスト2025」審査結果が公表され、名取キャンパス建築デザインコース3年の成田さわさんが最優秀賞を受賞しました。

 このコンテストは高校生(高等専門学校の場合は3年生以下の学生)を対象に、未来の生活における建築像の提案を募集するもので、今回で19回目の開催になります。今年度のテーマは「MADE in JAPAN-日本の資源や文化を活かした建築-」で、日本の暮らしや風景に潜在する仕組みを読み解き、未来を創造するような建築的なアイデアが課題となっています。

 成田さんの作品「古民家生活の四則演算-たす、ひく、かける、わる-」は、かつての農村建築が備えていた知恵を見つめ直し、現代的な技術を取り入れながら「自立した暮らしの構造」をデザインしようとするものです。地域の伝統的な農家建築である「名取型」に着目し、その住空間の構成を継承しつつ、新たな価値観やライフスタイルに応じた住宅として再構築する手法を提案しています。

 このような機会は建築を学ぶ意欲を高めるだけでなく、制作過程を通じて自覚した課題を乗り越え、これから高学年での設計課題や大学生等を対象とした建築コンペに取り組むうえで、大変貴重な経験となります。
 最後に、コンテストを開催・運営いただきました秋田県立大学の関係各位に感謝申し上げます。

プレゼンボード「古民家生活の四則演算-たす、ひく、かける、わる-」