令和8年2月28日(土)、仙台高等専門学校名取キャンパスにおいて、新設された「情報と創造棟」の完成披露式典を開催しました。
本棟は、本校が令和5年度に文部科学省の「大学・高専機能強化支援事業」に選定されたことを受け設置した「情報と創造コース」の教育拠点です 。令和8年度からの本格運用を前に、国立高等専門学校機構の谷口功理事長出席のもと、山田司郎名取市長、笠松富二夫同窓会会長、および白戸敏彦後援会会長をご来賓にお迎えし、完成を祝う晴れやかな雰囲気の中で式典が執り行われました 。
式典では、はじめに主催者を代表して本校校長より挨拶があり、続いて谷口理事長から、本事業がデジタル・グリーン等の成長分野を牽引する高度専門人材を育成するための国家的プロジェクトである旨の挨拶がありました 。また、本施設が人財育成や地域課題解決を推進するための地域の「共創の拠点」として深く根ざしていくことへの期待が述べられました 。
続いて、ご来賓の山田名取市長より、昭和38年の創設以来60年以上にわたる本校と名取市の絆に触れられた心温まるご祝辞を賜りました 。市長からは、本棟が自治体や企業、小中学校等との新たな連携拠点として活用され、地域課題の解決に即戦力で対応できる優秀な人材が輩出されることへの強い期待が寄せられました 。その後、関係者によるテープカットが行われ、新たな学びの門出を華やかに祝いました 。
また、完成披露式典後には、本棟のこけら落としとして「なとり共創ラボ成果報告会」が開催されました。この報告会では、地域住民と「情報と創造コース」の学生が協働して地域課題解決に取り組んだ成果の発表が行われ、本棟の「共創拠点」としての姿についてもいち早く体現する機会となりました。
「情報と創造棟」は、高専キャンパスでは稀少な木造平屋のサスティナブルな教育拠点です。県産材の集成材による重ね梁構造で、コラボレーションスペースを中心とした開放的な大空間を実現しました。可動壁や木製サッシの開口を放つことで、各諸室と一体的な利用が可能となり、多様な活動に対応するフレキシブルな学びの場を構築しています。天窓や大開口からは自然光が降り注ぎ、高い断熱性能とともに一年中快適な環境を維持します。外装をガルバニウム鋼板で構成した建物はキャンパスのランドマークとなり、周囲の外部デッキとも連動。内外が一体化して活動が可視化される、情報と創造コースの新たな発信拠点として機能します。





