平成30年10月21日(日)、柴田町立船岡小学校で開催された「全日本製造業コマ大戦 しばた産業フェスティバル場所」において、学生部門に出場した本校Bチームが見事に優勝しました。
 コマ大戦とは、いわゆる喧嘩ゴマのようなもので、各社・各校が規定寸法(静止状態でφ20×H60mm以内)で独自のコマを製作し、土俵の上で片手を使って回転させる競技です。コマ同士がぶつかり合いながら回転の持続性を競うというシンプルなルールですが、コマの寸法や重心位置などを高い精度に仕上げるための高度な加工技術が必要であり、さらに回転中のコマの変形によって相手を弾き飛ばすアイデアなど、技術者としての感性が問われます。
 本場所では、本校Bチームの学生部門での優勝に加え、女子学生の健闘が評価され本校Aチームが学生部門で敢闘賞を受賞、実力者が多数出場するハイレベルな一般部門においては本校G3チームが企業チームから1勝するという健闘を見せるなど、学生たちは大きな手ごたえを感じたようでした。
 来年に開催される宮城県大会、全国大会、また2020年に開催される世界大会への出場に向けて、鋭意努力してまいります。

 ◆学生部門 優勝
  「仙台高専NATORI-Bチーム」
  機械システム工学科3年 熊本玲、熊田駿、早坂達海

 ◆学生部門 敢闘賞
  「仙台高専NATORI-Aチーム」
  機械・エネルギーコース2年 宇井綾香、大山彩夏、中條幹太

 ◆一般部門 出場
  「仙台高専NATORI-G3チーム」
  機械システム工学科3年 鑓水悠、佐藤一真、長尾晃二郎

学生部門 決勝戦

 

本校学生が製作したコマ

 

表彰 本校出場メンバー