仙台高等専門学校は、Society 5.0により実現する未来技術をリードする『高専発!「Society 5.0型未来技術人財」育成事業』に関し、「COMPASS 5.0(次世代基盤技術教育のカリキュラム化)IoT分野」(リーダー:総合工学科教授 千葉慎二)に採択されました。

 本取り組みでは、これまでに蓄積してきたIoT応用技術のノウハウを、IoTの基礎から地域課題への応用までをカバーした教育パッケージとしてまとめ、全国高専に展開します。また、IoTの社会実装を促進するため、地域産業との連携を推進し、企業化につながるビジネスコンテスト等への学生参加の促進などの活動も進めます。更には、開発した教育パッケージを用いたフィンランドなどの交流協定校での講義および本校の留学生への講義を実施し、本事業を国際的な取り組みへと広げます。

 11月10日(火)には、もう1つの採択校である広島商船高等専門学校、国立高等専門学校機構及び本校の代表が参加してのキックオフ会議が開催されました。会議では、各校の進捗状況の報告や、今後のスケジュール等について意見交換が行われました。

 ※ 高専発!「Society 5.0型未来技術人財」育成事業(GEAR 5.0/COMPASS 5.0)について
    https://www.kosen-k.go.jp/news/detail.html?itemid=7426&dispmid=1240&TabModule1107=0

 
本校と広島商船高等専門学校、国立高等専門学校機構等を
オンラインで繋いでのキックオフ会議の様子
本校福村校長、千葉教授(本事業リーダー)、野口教育参事(国立高等専門学校機構)、外山教授(KEAオブザーバー)の会談の様子