令和7年6月7日(土)および8日(日)、弘進ゴムアスリートパーク仙台(仙台市陸上競技場)において、WPA公認2025ジャパンパラ陸上競技大会が開催されました。
この大会は、日本パラスポーツ協会が主催、日本パラ陸上競技連盟と日本デフ陸上競技協会が共催となり、国際競技規則を適用した高度な競技会を開催することで、パラスポーツの認知度を高め、障がい者の社会参加を促進するとともに、日本のパラ陸上競技の競技力向上と普及を図り、活力ある共生社会の創造につなげることを目的とされています。
パラリンピアンやデフリンピアンを含め、300名を超える選手が全国から集い、晴天に恵まれた中、真剣勝負が繰り広げられました。
そんな中、三澤拓巳さん(情報通信コース・2022年度卒)が、F34のクラス、男子やり投に出場し、2位の成績を納めました。三澤さんは在学中にパラ陸上と出会い競技を開始し、企業での勤務の傍ら現在も競技活動を継続しています。試合後には、「投てき台の改良と自身の技能の向上を両立して、日本記録の更新を目指したい」と意気込みを語りました。また、「最初からできないと思わずに、やりようはないか?とできる方法を見出してほしい」と、技術者としての顔ものぞかせつつ、後輩へのエールも述べてくれました。
<補足>
WPA:World Para Athletics(世界パラ陸上競技連盟)
「ジャパンパラ競技大会」について:https://www.parasports.or.jp/japanpara/
「クラス分け」について:https://para-ath.org/wp-content/uploads/2025/01/20250131jpa2.pdf
