仙台高専広瀬キャンパスでは、教育研究技術支援室が中心となり「出前授業」を企画・実施しています。これは、近隣の小・中学校や市民センターへ訪問し講義・実験を行うもので、科学への興味を誘うとともに、仙台高専のPRを行っています。
令和7年12月8日(月)、仙台市立上愛子小学校にて小学2~3年生(14名)と保護者を対象に「たたいてピッカリLEDを作ろう!」を実施しました。
たたいてピッカリLEDは、電子部品3点で簡単に作れるおもちゃです。叩く、振るなどの方法で振動を与えると、その瞬間だけLEDランプが光ります。
最初に仙台高専の概要について紹介してから、たたいてピッカリLEDの仕組みを説明しました。その後、組み立てに必要なはんだ付けを、やけどに注意しつつ親子で協力して練習しました。製作に入ると児童全員が夢中で取り組み、完成後は、机にトントンとして光る様子を楽しんでいました。
実施後のアンケートでは、「はじめて、つくったのでたのしかったです。(2年生)」、「LEDをつかった作品をつくれてとてもたのしかったです。また、つくりたいです。(3年生)」、「はんだごての作業は子どもにとって新鮮でした。とても楽しんでできました。(教員)」といった声が寄せられました。 今後も地域と連携しながら、児童・生徒に科学の面白さを伝えられる出前授業を目指します。



