spp支援「簡易ロボットカー製作教室」第5回実施

 2月16日(土)(午前10:00から午後2:30まで)に、広瀬マイスクール児童館のホールで、出前教室のひとつである「簡易ロボット カー製作教室」を開催し、広瀬小学校の生徒さん13名に参加いただきました。この教室はJST科学技術振興機構のサイエンス・パートナーシップ・プロジェクト:spp支援を得ているものです。
 安全面や時間の面に考慮したため、対象は小学校3年生以上とし、製作工具や製作部品等は事前に準備したものを会場に搬送しました。
 本教室の目的はライントレースロボット を製作させ、モータやセンサに触れてもらいその仕組みを少しでも理解してもらうことにあります。
 まず、小学生はハンダ付けの経験がないので、2cm正方の基板にハンダ付けの練習を20分程度行いました。8名のTAが1名ないし2名の受講生をハンダ付けの出来具合を見てもらうと同時に指導し、午前はこの練習を基本にもっぱら回路基板上への抵抗やセンサ素子などのハン ダ付け作業を行いました。
 午後からはモータの装着や電池の装着およびボールキャスターなどを取り付けましたが、あまり時間がかかると小学生の場合、集中力が切れ てしまうので、製作が完成しても動かない場合はTAがトラブルを探すように援助しました。 受講生の誰かのロボットが動いたら、自分のロボットの製作を焦る生徒もいましたが、みんな一生懸命製作に取り組んで無事全員製作完了となり、全員ロボットカーを黒いライン上で走らせることができました。

130308spp1.jpg小学生の受講風景 130308spp2.jpgハンダ付け指導
130308spp3.jpg製作風景 130308spp4.jpgセンサを微調整しながらの走行