専攻科生がタイのキングモンクット工科大学ラカバン校で研修しました
本校広瀬キャンパスの12名(専攻科1年10名、専攻科2年1名、5年 生1名)がタイ国の協定校であるキングモンクット工科大学ラカバン校(KMITL)で2月11日(月)から3月1日(金)まで研修しました。研修に先立ち、2月13日(水)午前のオリエンテーションでは副学長の挨拶と関係教職員や両校の紹介があり、午後には4月に本校に来校予定の12名のKMITL学生との交流会が開かれました。
今回の派遣の主旨は協定校でのプロジェクト型研修の推進にあります。学生達は、制御工学科、情報工学科、電子工学科、計算機工学科、情報通信工学科の研究室に配属され、それぞれの研究テーマに取り組みました。実験装置の作成、専門の知識の学習、タイの学生とペアでプロジェクトに取り組むなど、最終報告書完成まで、教員と院生の熱心な指導を得て、充実した研修を終えました。
学生の参加の動機は、1に英語力の向上、2に海外への興味や見聞を拡げるためですが、今回はJASSO、鶴岡高専および後援会からの旅費補助があったことが幸いして多くの学生が参加できました。大学では英語を日常的に使い、全員が、英語やコミュニケーションの苦手意識が薄らいだと感想を述べています。また、タイの人達は自分の拙い英語を理解してくれたので安心して話せた、タイに対するイメージが180度変わり今後もメールで交流を続けたい、海外の言葉、歴史、文化への興味が高まった、などの感想もありました。
KMITLには昨秋に高専機構のリエゾンオフィスが設けられ、滞在する高専教職員が自由に利用できます。ここには高専の資料や教科書、観光案内書が置いてあり、我が国に興味を持つ学生が尋ねて来るなど、学術文化交流の拠点としての役割を果たしています。オフィスのシンボルはダルマだそうです。
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