講演会(電子情報通信学会仙台高専学生ブランチ主催、電子情報通信学会地区講演会、第15回専攻特別講義Ⅰ、Ⅱ、第217回定例談話会)を開催しました

 1月15日(水)、本校広瀬キャンパスのICTメディア教室において、東北大学教育基盤センターの早川美徳教授による「金平糖と身近な科学―研究のタネはあなたのすぐ足元にも埋まっている―」と題する講義がありました。
 私達にとって身近にある金平糖ですが、角の数はほぼ一定であり、この形を決める数式は分かっていないそうです。しかし、金平糖の形態形成は雪の結晶が形作られる過程と似ており、物質やエネルギーの流れがあるいわゆる非平衡系での物理現象として捉える必要があり、面白い研究分野であることが話されました。また当日は、メトロノームを使った非線形振動子の引き込み現象の実験や、シャボン玉膜のコンピュータシミュレーションを見せていただいたり、非常に面白いご講演をいただきました。「面白い研究のかたちに発芽するかもしれないタネは、私達の身の回りにまだまだ沢山ある。」を学べた講演会となりました。

140117senko1.JPG 140117senko2.JPG