第1回専攻特別講義Ⅰ、Ⅱ(第219回定例談話会兼)を開催しました
4月21日(月)、本校のICTメディア教室において、専攻科生の海外インターンシップ報告会を行いました。またそれに合わせて、海外提携校であるタイの KMITL (King Mongkut’s Institute for Technology, Ladkrabang) の Supan Tungjitkusolmun 教授による学校紹介と「Microwave and RF ablation for treatment of liver cancer」と題する講義がありました。
今回のインターンシップ報告会では、2月18日から一か月 KMITL に滞在した専攻科新2年生2名と、3月2日から3週間フィリピン・セブ島にある TSUNEISHI HEAVY INDUSTLIES という造船会社で研修した新専攻科1年生1名から、研修内容とインターンシップで学んだことの報告がありました。フィンランドやタイからの留学生も交えて英語で発表をしました。彼らには研修期間に応じた単位が認定されます。
一方、Tungjitkusolmun 先生からは、KMITL の組織の説明を頂きました。高専に比べればだいぶターゲットをフォーカスした学科構成になっており、タイ国の要請に基づいて、Train Transportation Program など新コース設立の計画などもあるそうです。国の発展に科学技術が大きな役割を果たすということがそこには明確に反映されており、非常に興味深く思いました。また先生のご専門に関しては、初期肝臓がんをマイクロ波などの電磁波で蒸発させる技術のお話がありました。学際的な研究で、自分の専門分野が他方面でどのように発展させられるかを考えることの必要性も同時に理解できたと思います。
KMITL との交流はより高いレベルで発展させる必要があり、今後も研修に参加したい学生が多く出てくることを期待しています。
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