第16回専攻特別講義Ⅰ、Ⅱ(第203回定例談話会兼)を開催しました

 2月20日(水)、本校広瀬キャンパスのICTメディア教室において、長岡技術科学大学の中川匡弘教授による「カオス・フラクタル感性情報融合工学」と題する講義がありました。カオス・フラクタルとは乱雑系・複雑系を解析する数学的方法ですが、中川先生の研究室では、それを脳波解析やニューラルネットワークによる積雪予測、脳直結ロボット制御など、多方面へ応用する研究を行っています。
 講演では、出演された多くのTV映像を交えて、カオス・フラクタルに基づいた現実の多様なシステムの系統的見方が示されました。また、日本の産業の在り方と機能価値から感性価値へのパラダイム・シフトということについても言及されました。
 受講した学生達は、学術・テクノロジー・社会のバランスの重要性が理解できたと思います。