第5回専攻特別講義Ⅰ、Ⅱ(第223回定例談話会兼)を開催しました

 7月9日(水)、本校広瀬キャンパスのICTメディア教室において、仙台市交通局・本学同窓会参与の新山敏彦様による「□は○(資格はマル)技術士をめざそう!」と題する講義がありました。
 講義では、本学学生が卒業後取得を期待される技術士資格について、改めてどのような重要性があるのかということを、技術士(電気電子部門)の資格を取得されている新山様から丁寧にご紹介いただきました。科学技術の応用面に携わる技術者にとって、「技術士」の制度は最も権威のある国家資格とされています。これは科学技術に関する高度な応用能力、実務経験、技術者倫理を備えた優れた技術者であることを国が認定してくれる資格です。専攻科のJABEEコースを修了すると、一次試験が免除され「修習技術者」および登録によって「技術士補」となることができ、実務経験の後に2次試験を受験することができます。実社会でキャリアアップをすれば、必然的に人の上に立って仕事をすることが望まれますが、管理・責任という立場から広い分野を包括した技術士は大変有効な資格となります。実際に取得している資格に応じて、可能な事業展開の幅が変わってくるため、是非取得のための意識を高めて頂きたいということでした。講演では、実際の試験内容や新山様の過去の受験歴に加えて、現在在職されている仙台市交通局の東西線整備事業にどのように生かされているかということもお話しいただきました。

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