公開講座「ラジオで学ぶ電波の世界 ラジオを作って放送局を見学しよう」を開催しました
8月18日(月)に公開講座「ラジオで学ぶ電波の世界 ラジオを作って放送局を見学しよう」が開催されました。
午前中には、無線通信の講義を受けた後、AMラジオの製作を通じて、電波を受信してから、音声信号へ変換する仕組みを学びました。アンテナを自作することで電波の受信に関しても学ぶことができました。仙台高専の学生、先生ともにアンテナ交換型のAMラジオを完成することができました。
午後には、電波を送信する側として東北放送(TBC)の八木山局舎にて放送番組の製作、番組編成などの設備を見学しました。太陽光発電などを用いた電気の自己生産についても知ることができました。オンエア中のラジオスタジオの見学、番組で使用されているスタジオ、アナウンサーとのお話など非常に興味深い見学でした。その後、実際にラジオの電波を送信している荒井ラジオ送信所を見学しました。普段見ることができない施設ですが、放送を途絶えることなく送信するために同じ設備の2重化や、災害などによる停電に備えた自家発電設備などを見学しました。
送信所に近づくにつれ自作したAMラジオ受信機からの音の変化から電波の受信感度を知ることができる非常に貴重な体験をすることができました。
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