平成30年8月22日(水)、名取市愛島公民館にて小学生対象のプラネタリウム製作体験教室を実施しました。
 これは西松建設まちづくり基金「なとりこどもファンド」の助成を受けて、名取キャンパスの天文部学生が中心となって企画したもので、事前募集の時点で定員を超える申し込みがありました。当日は、抽選で選ばれた40名の小学生とその保護者を対象に、宇宙と星についてのクイズ・質問コーナーを行った後、プラネタリウムキットの製作体験を行いました。今回の体験教室は、出来合いの市販品ではなく天文部学生による完全自作のプラネタリウムキットを用いたことに大きな特徴があり、星の位置の座標計算や部材の加工、電気回路部分などをすべて天文部学生が夏休みを利用して設計・自作しました。体験教室の最後の投影会では、市販品以上の性能に小学生たちから歓声が上がっていました。
 天文部では、今回の企画で得た経験をもとに、名取市図書館に展示するさらに大型のプラネタリウムの製作を実施していきます。

 ※関連記事

製作を終え、プラネタリウムを点灯して記念撮影 クイズ・質問コーナーでの小学生の様子