ジュニアドクター育成塾

Junior doctor training school

高専の早期教育を活かした科学技術イノベーション人材の育成システム

プログラムの特色と目標

ジュニアドクター育成塾は、科学技術分野で傑出した人材を育成することを目的として、サイエンス・情報分野に高い意欲や突出した能力をもった小・中学生を発掘し、その能力を伸ばすプログラムです。本校では、自由な発想から生まれた疑問や課題への挑戦を通して、「未来の博士」となるお手伝いをします。

ジュニアドクター育成塾とは?

文部科学省が所管し、国を挙げて実施されている取り組みの中には、次世代のアスリートや科学者の発掘およびその育成を目的としたプログラムがあります。多くのオリンピック選手を輩出しているJOCエリートアカデミーが「アスリート」を対象としたものであるのに対し、科学技術振興機構(JST)ジュニアドクター育成塾は、「科学者」の早期育成を目的とした取り組みです。

本校は、東京大学や筑波大学をはじめとする全国の教育機関の中から、平成29年度にJSTジュニアドクター育成塾プログラムに採択され、「仙台高専ジュニアドクター育成塾」を開講しております。東北・北海道地区では唯一の本プログラム採択機関です。

ジュニアドクター育成塾は、小学5年生~中学3年生の児童・生徒を対象としており、その取り組みは第一段階プログラムの基礎・応用学習と第二段階プログラムの高度・実践学習に分かれています。仙台高専ジュニアドクター育成塾のプログラムは、ロボット、AI、電気自動車、物理、化学、生物、数学、建築系の多彩な体験的な学習内容が用意されていることが大きな特徴です。

プログラム紹介

第一段階プログラム:ロボット、AI、電気自動車、物理、化学、生物、数学、建築を対象とした基礎学習と実習・実験の体験型学習が、10月から約1年間実施(月2~3回開講)され、研究者としての基礎的な能力の伸長を目指しています。

第二段階プログラム:第一段階プログラムの取り組みや成果から、第二段階プログラムの受講生が決定されます。この第二段階プログラムでは、より高度で実践的な学習を目的に、受講生は中学卒業までの期間、研究室や研究部会へ配属され、最先端の研究を通して、研究者としての知識やスキルを身に付けていきます。 全国規模のコンテストへの応募:科学オリンピックや科学の甲子園、ロボットコンテスト、プログラミングコンテスト、電気自動車エコラン大会など、全国や都道府県規模のコンテストへ応募・出場することも目標のひとつです。

詳細は下記ホームページをご確認ください。

お問い合わせ先

仙台高等専門学校ジュニアドクター育成塾事務局

〒981-1239 宮城県名取市愛島塩手字野田山48番地

TEL022-381-0252
FAX022-381-0249
E-mailjrdoctor@sendai-nct.ac.jp