平成30年9月21日(金)、仙台高専名取キャンパスにおいて、仙台高専フォーラム「TPチャートを作ろう。」を開催しました。
 このフォーラムは、全国の高専教員のみでなく、宮城県内の小中学校、高等学校、全国の大学の皆様にもご参加いただき、ワークショップを通じて、これからの授業をより良く変えるとともに、継続的な情報交換・連携を実現することを目的として昨年に引き続き開催したもので、今回は、「TPチャートを作ろう。」をテーマに東京大学准教授の栗田佳代子先生、同特任助教の吉田塁先生によるワークショップを実施しました。
 TP(Teaching Portfolio)チャートとは、栗田先生により開発された、教員が自らの教育活動を客観視し、日頃の活動の理念・信念を明らかにして気づきを得るための手法です。参加者はワークショップを通じて、自身の教育理念に気付くとともに、教育理念と方針・方法の結びつきを理解して説明できるようになった様子で、「有意義なフォーラムだった。」、「自身の学校で多くの先生方に展開したい。」、「今後もぜひ情報共有しながら一緒に取り組みしたい。」との声が聞かれ、「仙台高専を起点とした、教員の開かれた継続的な学びの場と情報交換・連携の場を作る」という目的以上の成果を得ることができました。
 本校は、今後も皆様と共に学ぶ機会を積極的に提供して参ります。
 フォーラム開催にあたり、宮城県教育委員会及び名取市から多くのご支援を賜りました。心よりお礼申し上げます。

フォーラムの様子

 

栗田佳代子 先生 吉田塁 先生