令和元年5月12日(日)、名取キャンパスを会場として、ジュニアドクター育成塾「サイエンス・セミナー」を開催しました。
 講師としてお招きした先生は、NHK Eテレの「カガクノミカタ」や「考えるカラス」の番組製作にも携わっておられる滋賀大学教育学部の加納圭准教授です。今回のセミナーでは、「お盆と風船」と「ゴマ塩問題」の2つテーマについて、小中学生の受講生51名とそのご家族14名のみなさんに考えていただきました。
 両テーマとも、初めに実験を観察して、どうしてそうなるのか?原理を考えて仮説を立て、さらに仮説の検証実験を繰り返すことで議論を深めていきました。受講生、保護者ともに自由な発想から積極的に実験を進めていき、2時間のセミナーは終始熱気に包まれていました。
 終了後の受講生のアンケートでは、「科学的な考え方や実験の仕方に興味を持った。」、「しっかり考えることを重視していたことがすごく良かった。」、「分からないことを考えることが楽しくて探究心が強まった。」、「身近にあるものにも「なぜ?」がたくさんあるということに気がついた。」といった感想が寄せられ、受講生のみなさんが大きな刺激を受けたことが伺えました。
 ジュニアドクター育成塾の受講生のみなさんには、今回のセミナーで得られたことを今後の取り組みに活かしてほしいです。

加納圭先生とアシスタントの木下さん サイエンス・セミナーの様子(全体)