令和元年5月28日(火)、名取キャンパスで消防訓練を実施しました。消防訓練は、火災やその他災害を予防し被害の軽減を図ることを目的に、教職員や本校学生に加えて留学生も参加して定期的に実施しております。
 今年は、天候不順により1週間延期しての実施となりました。14時15分に萩工会館1階の厨房付近を出火場所として訓練が始まり、初期消火訓練と全館避難放送による避難を開始しました。学生たちは私語も少なく、スムーズな退避と移動が行われ、グラウンドに集合した全学生と教職員の点呼確認をして避難は完了しました。
 続いて、消火訓練を実施しました。消火器の使用方法について説明を受けた後、代表学生が模擬消火を行いました。一方、中庭では、教員による放水訓練も並行して実施し、消火設備の使用方法について学びました。
 最後に、校長先生からの講評では、避難時における点呼の重要性、複数の震災経験についてお話があり、消防訓練の全体が終了しました。
 震災から8年が経過しておりますが、その日も同じくグラウンドへ避難しています。震災での経験を忘れることなく、学生個々が、また学校全体が日頃からの防災に努め、災害が起きた際の対応について意識しておくことが大切だと思います。

校舎からグラウンドへの移動 グラウンドへ集合した様子
中庭での放水訓練 学生による消火訓練
校長先生からの講評