令和元年9月25日(水)、京都大学で開催された資源・素材学会の秋季大会である資源・素材2019(京都)で太田美奈さん(生産システムデザイン工学専攻2年)が若手ポスター賞を受賞しました。
 太田さんの発表テーマ「リチウム塩との反応を利用した自動車廃触媒からの白金族回収に関する検討」は、白金族回収時の環境負荷を大幅に低減させることを目的としたもので、循環型社会の構築に欠かすことができない基礎研究です。全国各地から集まった大学院生が大部分を占める発表会でしたが、太田さんの熱意のこもった発表で見事6名の受賞者のうちの1名に選ばれました。夏休みも実験・分析・解析に取り組み、発表の準備を行ってきた彼女の地道な努力が実を結びました。
 9月30日(月)には福村校長へ成果報告も行い、研究に関するアドバイスをいただきました。
 太田さんは、東北大学大学院工学研究科への進学が決まっており、今後、更なる活躍が期待されています。

福村校長へ熱心に説明をする太田さん 福村校長との記念写真