令和元年10月17日(木)、名取キャンパス・視聴覚室において、本校学校薬剤師の佐々木先生を講師にお招きし、2年生を対象とした薬物乱用防止教室を開催しました。
近年、違法薬物の乱用が取り沙汰されるなか、特に、若年層における薬物乱用の広がりが問題視されています。また、眠気を抑えるために、集中力アップのためにという理由からエナジードリンクなどを大量摂取し、カフェイン中毒により救急搬送されるケースも多く報告されています。本セミナーは、このような背景から、薬物に関する正しい知識を身に付け、薬物乱用の危険を再認識することにより、薬物乱用に対する規範意識を醸成することを目的として開催されました。
本セミナーでは、「薬物乱用って何のこと?」をテーマにお話しいただきました。まず、市販薬も使い方を誤れば薬物乱用になることを学び、用法・用量を守って正しく使うことの大切さを学びました。また、タバコやアルコールの依存性、未成年者の体に及ぼす影響についても説明していただきました。その他に、シンナー、覚せい剤、コカイン、大麻などの違法薬物が体や精神に及ぼす重大な影響についてもご教示いただき、学生達もその危険性や依存性について十分理解できたものと思います。
受講後のアンケートでは、「薬物乱用はとても危険なことだと改めて学べた」、「身近な市販薬やカフェイン飲料にも気を付ける必要があると感じた」などの声が聞かれ、薬物の危険性を再認識する良い機会になったものと思われます。本セミナーで学んだことを忘れずに、身近に違法薬物への誘いがあったとしても、断わる強い心を養ってもらいたいと思います。
セミナー受講風景1 | セミナー受講風景2 |