令和元年12月14日(土)〜15日(日)、宮城県武道館(仙台市)において第42回全国高等学校柔道選手権大会宮城県大会が開催され、名取キャンパス柔道部の1〜2年生の学生が、団体戦及び個人戦に出場しました。
 団体戦では、先月実施された県新人大会でベスト16に進出した学校によるトーナメント戦が行われ、1回戦、準々決勝に勝利し、準決勝では、本大会優勝校である仙台育英高校に惜敗したものの、3位入賞を果たし、その結果、ベスト4進出校に与えられる、令和2年1月25日(土)〜26日(日)に八戸市体育館(青森県八戸市)で開催される第42回全国高等学校柔道選手権大会東北地区大会の出場権を獲得しました。また個人戦では、60キロ級で、今井松慶さん(機械・エネルギーコース2年)が5位に入賞しました。
 柔道の団体戦は、通常「点取り試合」で実施されることがほとんどですが、本大会の団体戦は、「勝ち抜き試合」となっているのが特徴で、各校のエースをどのようにして止めるかがポイントになっています。東北大会進出をかけた準々決勝では、先鋒の石川勇人さん(Ⅱ類1年)が2人抜きを達成し、チームに勢いをつけました。その後、100キロ超級で県上位入賞を果たしている相手校のエースと60キロ級の今井さんが対戦し、50キロ以上の体格差に臆することなく、引き分け、チームを勝利に導く活躍をしてくれました。その他の選手も各々の役割を理解し、接戦をものにすることができました。11月の県大会団体で、3位に入賞したメンバーで挑みましたが、その時よりもチーム全体がまとまっており、成長を感じることができました。1年生の選手が多く、若く荒削りなチームですので、今後の成長が期待されます。また、大会前の練習では、「勝ち抜き試合」を想定した試合稽古を多く取り入れ、上級生が胸を貸し、下級生をサポートしてくれたことも大きかったと思います。他校よりも、練習環境や時間が制限されている中で活動している柔道部の学生が東北大会でどのように活躍してくれるのか非常に楽しみです。
 来月の全国高等学校柔道選手権大会東北地区大会、そして、6月の高校総体に向けて稽古に励んでいきますので、皆様からの温かいご支援と応援を引き続き宜しくお願い致します。

 【結果詳細】
  [団体戦]
    男子団体 :3位
     1回戦  :仙台第三高校  3人残し(勝利)
     準々決勝:東北学院高校  2人残し(勝利)
     準決勝 :仙台育英高校  4人残し(敗退)

  [個人戦]
    60キロ級  :今井 松慶 5位

柔道部集合写真(1、2年生) 表彰式の様子