マテリアル環境コース3年の大友和さん、鈴木梨音さん、丸田淳央さん、水戸理江さんの4名が、令和2年2月8日(土)、9日(日)に東京都渋谷区にある国連大学(1日目会場)及びベルサール八重洲(2日目会場)で行われた「第5回 全国ユース環境活動発表大会 全国大会」で研究発表を行い、「優秀賞」に選ばれました。
 全国ユース環境活動発表大会は、環境活動を実践する全国の高校生が一堂に集まり、地球温暖化対策や生物多様性の保全、自然共生、資源循環など「環境」に関わる研究活動であって「持続可能な開発目標(SDGs)」の目標達成にも資する活動を発表する大会で、今年で5回目になります。この全国大会は、昨年の11月に行われた各地方大会で参加団体全国合計162校のうち、上位に入賞した代表高校16校が集い、各地域や高校が抱える問題や取り組みなどを発表しました。
 全国大会では、仙台高専チームは地方大会に引き続き、名取市の市木であるクロマツから抽出したレモンのような香りがするクロマツ由来の天然除菌スプレーの開発に関する研究発表を行いました。自分たちで作ったクロマツ除菌スプレーを持参し、その香りの良さを体験してもらいながら自分たちの研究をわかりやすく発表し、優秀賞を受賞しました。
 また、当日は他の高校生らとSDGsに関するワークショップも行い、持続可能な開発目標を達成するために高校生や高専生ができることについて活発な議論を交わしました。
 本校では、今後も地域と連動して環境保全に資する活動を継続していきますので、ご期待ください。

発表大会の様子 審査員の先生方に香りを体験してもらっている様子
受賞後の様子