本校マテリアル環境工学科5年生の狩野元弥さんが、日本高専学会2019年度の「活動奨励賞」を受賞しました。この賞は、高専の学生にふさわしく、高専にとって有意義な活動を長年継続的に行っている高専生に対して授与されるものです。
 狩野さんは、本校入学時より理科体験教室研究部会(リカレンジャー)に所属し、中心的なメンバーとして参加者延べ約5,500名(計34回)の出前授業を企画・実施してきました。これらの活動については、令和元年度の学都「仙台・宮城」サイエンスデイにおける東北大学大学院医工学研究科長賞(他2賞)や日本金属学会東北支部研究発表大会・ジュニアセッションにおける東北支部長賞も受賞しています。また、地域(名取市)の広報誌(広報なとり)では、これらの活動が「地域を代表する取り組み」としても紹介されるなど、今回の活動奨励賞では、これらの積極的な活動を長年継続してきた取り組みが高く評価されたものになります。
 表彰式は、8月下旬に開催される日本高専学会年会講演会で実施される予定でしたが、新型コロナウイルスの影響により本年度の講演会が中止になったため、急遽、令和2年7月6日(月)に本校で実施され、福村校長からの賞状と記念の盾の授与が行われました。狩野さんは、本校専攻科への進学を予定しており、更なる活躍が期待されています。

贈呈式 福村校長との記念撮影
賞状