令和2年度春の叙勲で、本校の元校長宮城光信氏が「瑞宝中綬章」を受章されました。
 同氏は、東北大学在職中、工学部長、工学研究科長等を歴任され、研究面においても医療・工業用レーザ伝送に広く用いられている誘電体内装金属中空導波路(中空ファイバ)の発明と製作技術の確立を成し遂げるなど世界でも高く評価されています。
 その後、平成17年4月から仙台電波工業高等専門学校の校長を務め、平成19年4月からは宮城工業高等専門学校の校長を兼務し、平成21年10月には両校の高度化再編により設立された本校の初代校長に就任しております。
 平成22年3月に校長を退任されましたが、その後も東北学院大学総務担当常任理事、東北工業大学学長、宮城学院大学理事長を歴任されるなど、各大学等の改革、発展に寄与されています。
 以上のように同氏は、大学及び高等専門学校、学界、産業界等の発展に多大な貢献をされており、その顕著な功績から今回の受章となったものです。

本校での授賞式 褒章