仙台高専広瀬キャンパスでは令和6年6月6日(木)に若手技術職員と事務職員が協力し、短期で受け入れているタイのキングモンクット工科大学ラカバン校(IMITL)の研修生11名を対象とした回路製作のワークショップを英語で実施しました。
 ワークショップの内容は、技術支援室主体で企画・実施している『出前授業』で実績のある「暗くなると点灯するLED」のテーマを採用し、説明用スライドの英訳は、工藤技術職員と、同じく「グローバルSD研修」に参加した企画室連携・国際交流係栗田主任、学務課学務係横田事務補佐員と協力し作成しました。講師は工藤技術職員、佐藤技術職員、羽入田技術職員の採用2~3年の若手技術職員3名が担当し、講師の口頭発表用資料の英訳や発音の仕方、研修生とのコミュニケーションの取り方などは学務課学務係横田事務補佐員と協力し作成しました。
 ワークショップは開講式として白根教育研究技術支援室室長の挨拶で始まり、講師となる技術職員と、栗田主任、横田事務補佐員の紹介をおこないました。その後、回路の動作原理を工藤技術職員が、はんだ付けの練習を佐藤技術職員が、回路製作を羽入田技術職員がそれぞれ分担し、英語で説明をおこないました。また、回路製作にはタイ政府奨学金留学生で専攻科1年生のアンさんにもご協力いただきました。
 回路製作は技術支援室の技術職員全員で対応しましたが慣れない英語でのコミュニケーションに戸惑いながらも、栗田主任、横田事務補佐員、アンさんの通訳サポートのもと、全員が回路を完成させることができました。
 閉講式では研修生の代表の方からワークショップの感想いただき、鈴木教育研究技術支援室副室長からの総評の後、記念撮影をおこない終了しました。ワークショップ終了後のアンケートからは「面白いし、とても分かりやすく説明してくれてありがとう」、「とても楽しく、多くの知識を得ることができた」と好評価をいただきました。
 今後もこのような国際交流の機会を積極的に設け、技術職員の英語力の向上や技術職員・事務職員の交流を図り仙台高専の国際化推進に貢献していきます。

スタッフ紹介の様子
ワークショップの様子
回路製作の様子1
回路製作の様子2
回路製作の様子3
集合写真