令和6年11月2日(土)・3日(日)に第21回全国高等専門学校デザインコンペティション本選が阿南高専主幹のもと徳島県阿南市にて開催され、3Dプリンターで造形した作品のアイデアを競うAMデザイン部門では、仙台高専名取キャンパスの2チームが本選へ出場しました。
マテリアル環境コース4年、渡邊尚育さんは、全く新しい繰り出し方式のボールペン「N-grip」を提案しました。一人で全ての作業を行わなくてはならないという忙しい状況の中でも、直前まで妥協することなく改良に改良を重ね、本選へ臨みました。
機械・エネルギーコース3年、加川美織さん、川戸佑夏さん、佐藤麻緒さん、千葉莉衣奈さんのグループは、筋力や巧緻性の低下した高齢者や怪我等で指先が不自由になってしまった方でも、お箸を使って楽しく食事ができるような作品「はしもっとくん」を提案しました。事前に本製品を自分達で使用してその実用性を検証し、綿密に発表練習を繰り返すなど、4人のチームワークを発揮しながら準備をすすめてきました。
本番当日のプレゼンテーションでは、審査委員の方々からの質問に落ち着いて回答し、ポスターセッションでは自分達の作品を積極的にアピールすることができました。その結果、惜しくも最優秀賞は逃しましたが、両チームとも優秀賞を受賞するという素晴らしい成果を上げました!なお両作品についてはこれで終わりではなく、様々な可能性を視野に入れ更なる改良を進めていく予定です。
最後に本活動を行うにあたり、各方面でご協力頂きました皆様、保護者の方々にお礼申し上げます。ありがとうございました。
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