第7回専攻特別講義(兼第266回定例談話会)を開催しました

7月5日(水)、本校広瀬キャンパスICTメディア教室において、白岩 靖史様(仙台市経済局産業振興課長)による「ドローンを活かす未来の仙台市」、大西 清様(一般社団法人ドローンテックラボ仙台 理事兼事務局長)による「ドローンの魅力と今後の発展の可能性そして高専生への期待」と題する特別講義がありました。
 仙台市では2016年度より、ドローン(小型無人機)を使った産業振興を進めています。白岩様からは、防災減災対応のドローンの実証実験や、日本で初となる室内に観客を入れた興業としての有料ドローンレースなどの取り組みの紹介がありました。日本政府も、2020年代に都市部等において「空の産業革命の実現」を打ち出すなど、全国的にもドローンに関する取組みが盛り上がっています。講演では、他の地域も取り組みを行う中で、なぜ仙台市がドローンに取り組んでいるのか、今後どこを目指していくのかについて説明がなされました。
 大西様の講演では、ドローンには計り知れない魅力、市場の拡大及び今後更なる発展の可能性が期待されている一方、機体やソフトウェア、フライトコントローラー、ジンバルなど、技術面での様々な課題があること、その解決に向けての高専生への熱い期待が述べられました。
 受講した専攻学生は、今後のドローン事業の展開、新たな市場開拓に大変興味を示し、真剣な討論が行われました。

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