消防訓練・防災講演会を開催しました

  5月13日(月)広瀬キャンパス第一体育館において、震災の経験を風化させず防災意識を高めるための試みとして、消防訓練に引き続き、山形大学大学院教育実践研究科教授の村山良之先生を講師にお招きして、広瀬キャンパス全学生教職員を対象に「仙台高専広瀬キャンパスの学生諸君が地震に備えるために」と題した防災講演会を開催しました。

  東日本大震災(2011年)及び宮城県沖地震(1978年)の被害状況を踏まえ、長町-利府断層帯の直下型地震の発生メカニズムや震度予測、またその被害想定に対してどのように備えるべきかなどについて、具体的でわかりやすくお話をしていただき、「地震はいつ発生してもおかしくない、そのために今やれる身近なことからしっかりと備えておこう」という話で締めくくられました。講演終了後には、学生や地域の方から「断層帯」に関する質問も出されるなど、直下型地震に対する関心の高さをうかがい知ることができました。

  なお、今回の講演会の開催にあたり、本校による地域貢献の一環として近隣地域の皆様方にもご案内を差し上げ、広瀬文化・市民センター、広瀬中学校、広陵中学校等の関係者の皆様方にご参加いただきました。

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