第1回専攻特別講義Ⅰ、Ⅱ(第204回定例談話会兼)を開催しました

 4月17日(水)、本校のICTメディア教室において、早稲田大学大学院情報生産システム研究科の吉江修教授による学校紹介と「ユビキタス・メンテナンス」と題する講義がありました。
 早稲田大学の情報生産システム研究科は、北九州市の学術研究都市に設立されて10年になります。ものづくりの伝統ある地域のニーズをもとに、市との連携を深めながら、アジア各国から集まった学生達とともに、勉学に励む環境が整備されています。研究科は、情報アーキテクチャ分野(情報通信技術の応用に力点)、生産システム分野(生産・物流・経営等の製造業全般の技術領域)、システムLSI分野(新アーキテクチャ~次世代LSI応用システム)から構成されています。
 仙台高専からはまだ進学した学生はいませんが、高専学生の積極的な受け入れ先としては興味深い存在です。また吉江研究室のテーマの一つとして、工場の機器の劣化等の早期診断のためのエージェントベース設備診断サービスが紹介されました。研究内容のお話だけでなく、技術的に問題がなくても現場のニーズに答えているかが非常に重要であることが強調されました。

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