ロブサンニャム・ガントゥムルモンゴル国教育・科学大臣に仙台高専HonoraryProfessorの称号を授与しました
4月12日(金)に、モンゴルのウランバートルにあるモンゴル・日本人材開発センターにおいて、竹茂求副校長が内田龍男校長を代理し、モンゴル国の教育・科学大臣であるロブサンニャム・ガントゥムル氏に仙台高等専門学校Honorary Professorの称号を授与しました。
ガントゥムル大臣は本校の前身である仙台電波高専に平成5年4月に国費留学生として入学し、平成8年3月に卒業されました。Honorary Professorの称号は、学術文化の発展への貢献又は国際的観点からその功績が特に顕著である方に授与するもので、この度の授与は、氏が昨年8月に大臣に就任された栄誉を顕彰したものです。
授与式は、教育科学省の多くの要人のご臨席のもと執り行われました。先ず、氏の大臣就任に対して、竹茂副校長が「高専全体にとっての名誉である」とお祝いし、続いて林伸一郎在モンゴル日本大使館参事官が「日本政府奨学金留学生制度の歴史に残る出来事である」と祝辞を述べられました。
大臣は「専門の道に進まなかったことは先生達に申し訳ないが、国を良くするために政治の道を選んだ。辛いときはいつも、楽しかった日本での学生生活を思い出している。」と挨拶されました。大臣に称号と楯を授与した後、大臣から学校に贈り物が渡されました。
記念の乾杯の後、恩師の藁科秀男特任准教授と藤木なほみ教授からのビデオレターが紹介され、大臣は「覚えていますよ」と言いながら、懐かしそうに見入っておられました。最後に、和やかな雰囲気のもと記念撮影が行われました。