楽学(がくがく)プロジェク トでメカトロニクス研究部会が講座を開講しました
7月30日(火)に木町通小学校にて行われた、楽学(がくがく)プロジェクト(主催:楽学プロジェクト委員会 仙台市教育委員会)において、メカトロニクス研究部会が講座を開講しました。楽学プロジェクトは、「自分づくり教育」の一環として、仙台市内の小中学生を対象に、夏休みに様々な職業のプロから話を聞き、将来の職業について考える機会です。アナウンサー、キャビンアテンダント、警察官、弁護士、プロ野球選手など、実際の職業についているプロの方々が講師を務めます。この中でメカトロニクス研究部会は「ロボット研究のしごと」の講座を開講し、高専ロボコンに参加した経験から、ロボット研究の楽しさとやりがいを伝えました。
参加した小中学生は、高専ロボコンでロボコン大賞を受賞したロボット、全国優勝をしたロボットの実演をまじかに見たり、操縦や競技をしたり、ロボットのプログラミングの体験をし、ロボット研究の仕事を体験しました。参加者はみな、予想以上にダイナミックなロボットの動きや、初めて触る高専ロボコンのロボットに、そして予想以上に複雑なメカや回路に興奮気味でした。ロボットのプログラミングでは、小型のロボットをみんな自由に操ることができ、楽しい時間はあっという間に過ぎました。
最後に、小中学生のみなさんから、「ロボットの研究をするためにはどんな科目が大事ですか?」ときかれ、「数学や理科ももちろん大事ですが、体育や国語、社会がもっと大事です。体育では困難にまけない体力を、国語ではチームとのコミュニケーション能力を、社会では、世の中のロボットが何の役に立つかを知る力を養うことができるからです。みなさんも、幅広くいろんなことを勉強してください。」とメカトロニクス研究部会のみなさんは答えていました。
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