情報ネットワーク見学ツアー(第二弾)を実施しました
8月16日(金)に、情報ネットワーク工学科主催の中学生を対象とした情報ネットワーク見学ツアー第二弾として、仙台市消防局を見学しました。
この日は6名の中学生に参加していただきました。
消防局の役割や業務内容、それらと情報通信技術の関わりについての説明を受けた後、屋上にある各種通信用アンテナ、消防情報センター、消防車両などを見学しました。今回は情報ネットワークの見学ツアーということで、特別に消防局の屋上にもご案内頂き、消防無線、消防ヘリコプターからの映像配信、衛星通信回線等のアンテナについて説明していただきました。消防情報センターでは、119番通報を受けた後、通報場所が特定され操作卓に詳細な地図が表示される様子や、ボタン一つで出場隊の編成・指令が迅速に出されることなどを説明いただきました。
また消防車両の見学では、ポンプ車等の一般的な消防車の見学に加え、全国に十数台しか配備されていないという最新の情報通信車両を見せていただきました。この車両には衛星通信での音声画像伝送や、アナログ・デジタルの2種類の消防無線システム間での相互変換ができるなど、高度な情報ネットワークシステムが搭載されており、災害現場へ駆け付けての移動情報センターとしての役割を果たすそうです。
今回の見学を通して、消防という私たちの安心・安全を守る仕事の裏側で、情報ネットワークが重要な役割を果たしていることを知ることができました。参加者の皆さんも一般的な消防署見学では見られない様々なシステムを身近に見ることができ、大変満足していただけたようです。
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