IEEE中南米ロボット・コンテスト Humanoid Robot Racing部門で優勝!
平成27年10月28日(水)~11月1日(日)にブラジル ウベルランディア・コンベンションセンターで開催された「IEEE中南米ロボット・コンテスト」で、名取キャンパスから参加した電気システム工学科の桜庭教授、同学科5年の小野 真君、舘内 弘樹君のロボットが、Humanoid Robot Racing部門で優勝しました。
今回出場したHumanoid Robot Racing部門は、身長60cm以下のヒューマノイド型のロボットを4メートル歩行させるタイムを競うもので、これまでの記録は15秒でした。この競技の難しさは、人間のような二足歩行で素早く歩くことと、平坦なフィールドの上とは言えロボットにとっては非常に困難な、直進性を保つことでした。本校のチームはこの課題を、ロボットのバランスの厳密な調整と、ジャイロセンサによって曲がりを検知し腕の振りを制御して直進性を保つ技術によって解決しました。競技の結果、これまでの記録を半分近くまで縮めた7秒71のタイムで優勝しました。
なお、本大会への参加はIEEE(米国電気電子技術者協会)が、「IEEE中南米ロボット・コンテスト」における競技種目の1つである「Humanoid Robot Racing」への参加チームを日本国内で募集し、FEALAC(アジア中南米協力フォーラム)においてアジアと中南米の間でロボット・コンテストを行うことを決めたのを踏まえ、外務省とIEEEの間で実施することになり、高専機構を通じて派遣依頼の要請があったものです。
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内田校長への優勝報告 |
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大会会場での記念写真 |