戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)に採択
5月20日(金)に、総務省の「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」の平成28年度研究開発課題の公募の結果が発表され、本校の知能エレクトロニクス工学科の園田潤教授の研究課題「超高速シミュレーション技術に基づいた地中 レーダによる社会インフラ劣化高精度診断ステムの研究開発 」が採択されました。東北管内での採択は4件でした。地中レーダは地中内部を可視化する技術です。しかし、様々な物体が存在する地中のレーダ画像から目標とする物体を自動検出するのは困難で、従来は熟練技術者が経験で判定していました。園田教授は超高速シミュレーション手法の開発で、従来数十時間から数日要した計算を10分程度に短縮することに成功し、本事業ではその技術を、トンネルや橋脚などの劣化検出、地盤の危険度調査、東日本大震災の行方不明者捜索などの探査現場で実用化することを目指すものです。
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/01tsushin03_02000171.html
http://www.soumu.go.jp/soutsu/tohoku/hodo/h280520a1001.html